クリプトコリネ アフィニスの育て方
Cryptocoryne affinis

アフィニスの特徴・分布

クリプトコリネ アフィニス水中株

クリプトコリネ アフィニス(Cryptocoryne affinis)は、プライベート便やGULA社(独)、デナリー便、東南アジアルートからの入荷が稀にみられます。タイ半島からマレーシア半島など東南アジア原産で自生地では中性〜弱アルカリ性、やや硬水の水質の場合が多く、泥混じりの砂で川幅の広いやや透明感のあるような流れのある清流を好みます。水上・水中のどちらでも群落を作り、水中では条件が揃えば巨大化します。Kuala Medang、Sg Tersang、Sg Tekarang、Sg. Kalong

アフィニスの花

花は仏縁苞より先端部が螺旋状に伸び赤味も深い。水上の花は10cm程度ですが、水中でも花を付け大きく伸長するのが特徴です。

アフィニスの葉

水中葉は濃い赤褐色(葉裏)が入りやすく、水上に比べて凹凸も減り巨大化します。
ファームものと比べ、ワイルド採取の水上葉は、別物と思えるくらい厚みや凹凸が強くなり、縁は波状で虎斑、葉長で色も緑〜茶褐色など様々なバリエーションも楽しめ、斑入りも確認されています。
水上葉には円形に近い葉も確認されていて成長も水中に比べて遅い。

クリプトコリネ アフィニス GULA (F)

GULA社のクリプトコリネ アフィニス(C.affinis)の販売名で購入。一般店でも販売されているのをよく目にするので、現在は入手容易なはずです。

クリプトコリネ アフィニスGULA クリプトコリネ アフィニス クリプトコリネ アフィニス

クリプトコリネ アフィニス from Kuala Medang

マレーシアのKuala Medang F氏採取株。採取場所の環境はPH7.4。葉が大型化し群生しているそうです。画像左の水中育成株は草丈15cm、盛んにランナーを伸ばし増殖しました。育成1年半経過での感想は、水中⇒水上⇒水中とアグレッシブに育成してましたが、過度な植え替えを避け、湿度や基本的なことを守れば水上育成と水中育成のどちらも維持しやすい。葉がのっぺりしますがとにかくまずは増やしたい方は60cm以上の水槽で水中管理、開花や葉の凹凸を楽しみたい方は水上育成をお勧めします。

クリプトコリネ アフィニスレッド クリプトコリネ アフィニス赤 クリプトコリネ アフィニス水上株