クリプトコリネ・ゾナータ(Cryptocoryne cordata var. zonata)は、コルダータのバリエーションで育てやすく人気種です。環境によって葉は変化し凹凸の無いものも有る。花の特徴はケトル内壁の上部が赤紫のスポットで染まる。
やや狭い開口部の仏炎苞には斑紋無し。ケトル内を覗いてみると、細かいスポットは全体に薄く入るものの、思ったよりもスポットが少なく、ほとんど無しと言ってもいいほど中途半端(画像の部分のみ)。Cryptocoryne zonata Sungai Candi sasaki I-PASC1に一番近いかと。sp. kumaiと同様にC. cordata var. zonataに近いと思われます。
葉の特徴としてはKasongan brownやsp. pembuanghuluなどと似通っており区別は付かず背も低く、凹凸の葉も出る。育成はpembuanghuluと同様にPHは低くて問題ない。kumaiは中央カリマンタンの南西に位置するパンカラブーンからほど近い場所に位置します。
cf. cordata from Kasangan Idei B-01 brown typeとして2003年にカソンガン産のブラウンタイプとして入荷。現地環境は低PHのブラックウォーターとのことです。凹凸好きな人はたまりませんね。
こちらはカソンガン産グリーンタイプで入荷があった方です。基本的に葉はグリーンなので、ブラウンタイプとは区別されこちらの方が大きくなるようです。
採取時のタイプに2つ有り、葉の凹凸の有無だそうです。購入したタイプは凹凸があり艶も有ります。