クリプトコリネ ミニマ(Cryptocoryne minima)は、花は小型な部類に属し、色に曖昧なバリエーションがあり黄色~赤色と違いがみられます。これが別種なのか同種なのかは分かりません。さらには葉幅が若干狭いナロータイプなども流通し、試しに私も育成していますがこちらは環境の違いなどではなくはっきりとした丸葉にはなりませんでした。主にマレー半島のブラックウォーターに自生します。
恐らくマレー半島のどこかの町の産地名。葉は艶の有る丸葉で凹凸があり、ややギザギザの縁になりやすい。なかなか丈夫でよく咲きよく殖えるので入門種としても適している。画像の左3枚はそれぞれ開花時期の異なる画像ですが、2回目と3回目の開花では少し色味が違い、赤ベースではある物の、同株でも多少なりと違う表情の花を咲かせました。
黄花タイプのミニマ。画像のとおり全体的に黄色で覆われところどころに赤い突起物がみられる。チューブと同等の長さで垂れ流し状態です。肉眼では見にくいですがケトルの内壁をよく見ると斑点が僅かに観察できました。
ちょうどマレー半島に隣接するスマトラ島のリアウ州で採取されたとするクリプト。結構咲かせていらっしゃる方も多いのでお花も以前から拝見済みですが、場所的にもやっぱりスクリリスなんでしょうか。
上記のバトクアル産との概観上の違いはよく分からないというかあまり無い。