クリプトコリネ シュルツィ
クリプトコリネ シュルツィ（Cryptocoryne shulzei）は、カリマンタンなどのレコードは無く、マレー半島のみで自生が確認されています。葉は丸～細葉で虎斑が入ります。自生地でも葉姿だけではCryptocoryne griffithiiなどと似通っており判別するのは難しいですが、本種においてはあまり群落は作らないようです。花は黄色で開口部に紫色の斑紋が入りますが、この斑紋の量が少なかったり、外観上では全く斑紋が表れないものまで存在します。
産地のジョホールバルとは、ジョホール州の州都でマレー半島の最南端の都市。インボイスはCryptocoryne shulzeiとのこと。全く同時期にインボイスCryptocoryne griffithiiでも入荷があったようですが、入荷時期や葉姿、価格面からしても恐らく同便であろうと推測されます。開花してみるとCryptocoryne shulzeiとよく似たものであると判明しました。プライベート便に比べ、安値で販売されるsp物もやはり軽視出来ないと再認識させられました。
こちらは別の年に入荷のインボイスCryptocoryne shulzei。買った方も多いと思いますがピクタ便です。ちゃんと本物のようです。
この産地の他にも、別ロケーションのものが複数出回っていますが、比較的こちらを多く目にします。
