クリプトコリネ .spは、speciesの略です。分類階級の「種」を表します。当サイト内では、単に学名が不詳である場合の株をこちらに記載します。
南カリマンタン州のMt.Besarに自生。手持ちの地図によりますと、この山の標高は富士山の半分程ですが、カリマンタン島全体の中では標高もやや高いほうです。自然もたくさん残っているようで、自力での登山ということから採取はやや困難だと想像されます。当方の株の葉は丸くなりやすく凹凸も表れ、現在まで確認されているCryptocoryne striolataとは異なる点が多いのですが、花だけはCryptocoryne striolataにかなり近いです。やはり葉だけでクリプトは判断できませんね。画像は2便目。
2005年5月、Cryptocoryne ideiiの花に似た未記載種の可能性のあるクリプトとして国内初リリースされました。発見は2004年12月。現在、ヨーロッパの研究団体により同定中。画像の株は某愛好家様からのご好意。
西カリマンタン、カプアス水系のスカダウ地方に生息し、当方の環境下では花も葉もCryptocoryne ideiiよりもCryptocoryne ferrugineaに近いように思えます。ひとまず鑑定で別種(未記載種)と確認されたそうです。ちなみにCryptocoryne fuscaも同じ細流に生えているそうです。PHは6前後とのこと。
グリーンのスカダウの付近に生えていた茶色のタイプ。葉には美しい桃色の明点が目立ち、当方の管理下でもこの色は今のところ持続しておりますが、グリーンと別種であるのかは不明です。スカダウブラウンもそうですが、今後の展開が楽しみです。
ペラのすぐ東側で タイと接するマレーシアに位置します。見る限りではコルダータグループでしょうが、開花未確認のため不明種です。用土選択はあまり悩まずにソイルに長繊維ピートを絡めて使用しました。
カリマンタン南西部 北西タミヤンラヤン産のクリプト。こちらもコルダータグループの可能性が高いです。
カリマンタン南西部 西ダユ産のクリプト。葉裏は赤紫に染まりやすく若干ながら凹凸もみられます。コルダータグループのように思えます。
Cryptocoryne edithiaeとよく似た花を咲かせるようですがまだ花は見た事ありません。現在は研究機関に送られ調査中とのことですが、そもそもCryptocoryne edithiaeの資料があまり残っていないそうで。もしかすると交雑種?
2種のクリプト(sp)がスリランカ便で入荷。葉の形状はポンテに似ています。
スリランカ便で入荷。いまのところ、葉色は茶色でやや小型です。採取もスリランカでしたらCryptocoryne wendtiiかCryptocoryne walkeriあたりだと思います。
グリかヌーリーあたりでしょうか。インボイス時の名前がsnakeskin singapore seleter reserroiでしたが、意味は分かりません。
sp.Sanggauで入荷。葉も花もフェルギネアのようにも見えますが環境によるものかもしれません。既に花も他サイトで公開済みでケトル内部は真っ赤だそうです。